[自殺防止]生きるのを諦める前にやってほしい3つのこと

こんにちは! うしらく(@ushiraku)です!

今回はちょっと重めの話になります。

わたしは2016年7月に崖から飛び降りました。死ぬために、です。

結果として致命傷には至らず、今は入院してケガの治療をしています。

毎晩、病室のベッド上で「あのとき、生きるのを諦める前に打つ手はあったんじゃないかな」と考えることが多いため、こうして記事にすることにしました。

ベストな方法ではないかもしれないけれど、少なくとも過去の自分が自殺を踏みとどまっていた可能性が高い方法です。

 

自殺防止策その1.「周りの人に助けを求めろ!」

自殺を止めるうえで1番効果的なのは、やはり周りの人からの声だと感じています。「死なないで」って言われたら、そんな簡単に死ねないですしね。

また、死にたいと思い詰めてる人は正常な判断をするのが難しいです。悩みに押しつぶされて、ついついネガティヴな方に走ってしまいます。

なので、悩みが大きくなる前に周りの人に相談してみてほしいです。

自分1人では解決策が思い浮かばなくても、客観的なアドバイスを貰うことで見通しがつくかもしれません。

話を聞いてもらえるだけでも心が楽になりますし。

 

自殺防止策その2.「ネットは繋いどけ!」

わたしの失敗点の1つとして挙げられるのは、ネットを遮断したこと

スマホもパソコンも電源を切って、押入れの奥にしまったんですよね。この行動は致命的だったと思います。なぜなら、自分1人の世界観にこもっちゃうからです。

悩みや不安がどんどん増幅し、余計にネガティヴになってしまいます。誰かに相談しようという考えも思い浮かばなくなるくらいに。

なので、ネットはとにかく繋いどいてください。で、YouTubeでもニコニコ動画でもいいので気楽に視聴できそうな動画を、とりあえず流しておくことをオススメします。とびっきりバカげた内容のものが良さげです。

以前、福祉関係の仕事をしていたときに「人は死にたいと考えた直後の30分間が1番危ない」と耳にしたことがあります。この30分間を乗り切るためにも、動画は有効に働いてくれるでしょう。

 

自殺防止策その3.「今を捨てても自由にはなれない!」

これはもう考え方というか気の持ちようになりますが、今を捨てても自由になれるわけではありません

こうやって書くと「じゃあ今ツラい状況の中で頑張れってこと?」と取られるかもですが、それも違います。

今を捨てる、自殺すること以外の道を見つけようぜってことを言いたいのです。解決はできなくても解消はできる。今100ツラくても、誰かに相談することでツラさの度合いは減らせます。

わたし自身、今を捨てて自由になろうとして、結果的に不自由な環境にいるので、ここは声を大にして伝えたいです。

崖から飛び降りてケガをして入院している今の生活は、自分の思った通りに身動きがとれません。体的にも時間的にも。病院生活は色々と疲弊します。

早く元の生活に戻りたいと切に思う毎日です。

うしらくまとめ

今回、わたしは自殺未遂をして、たくさんの人に心配も迷惑もかけました。本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

今の自分ができることって何があるだろうかと、入院中ずっと考えていました。

まずは、リハビリに専念して元気になることが先決。これは最優先事項です。

そして、その他で思いついたのが「自分の経験をもとに、自殺を考えてる人の予防策を考える」というもの。病室にいる今だからこそ出来ることをブログを通じて伝えていきたいなと考えるようになりました。

さいごに、今ツラい状況にいるあなたへメッセージを送って締めくくります。

どんなにツラくても、どんなに孤独感を感じていても、自分のことを無価値だなんて思わないでください。味方は周りにたくさんいます。悩みを思いつめる前に、周りの人たちに相談してみてください。きっと力になってくれます。

生きるのを諦めないで!

>>本当に人生を諦めるの?死にたい気持ちを和らげるためのガイドライン

ABOUTこの記事をかいた人

「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。