【寄稿】ブラック企業での実体験! S運輸の委託ドライバー職をしたら、ぼくの精神がぶっ壊れた話

ども。うしらく(@ushiraku)です。

今回の記事は、とあるブロガーさんに寄稿していただきました。

そのとあるブロガーさんとは、今一番アツい男。

メンヘラブロガーの雅之さんだ!

  1. ブラック企業として名高い「S運輸」の実態
  2. トラックドライバーという職業の過酷さ
  3. 過労で精神を壊したけど、そこから這い上がってきた話

かつての過酷な毎日を振り返り、今しんどい人のためにエールをいただきました。

仕事で行き詰まってる人やパワハラで困ってる人にこそ、読んでほしい記事ですね!

メンヘラブロガー雅之さんについて

まず本題に入る前に、メンヘラブロガー雅之さんについて、ざっくりとご紹介します。

  1. 子供の頃は「ガリ勉君」だったが
  2. 草野球をしてヤンキー風に染まり
  3. 大人になってブラック企業(運送会社)に入ってしまった

かなりはしょると、こんな感じですかね!なかなかの「荒波」を乗りこえてきたブロガーさんです。

これまでたくさんしんどい思いをしてきたからこそ、読者さんを勇気づけられる男になりたい。

メンヘラブロガー雅之さんのブログからは、こういったアツいメッセージがバシバシと伝わってきます!

ではでは、ここから先はメンヘラブロガー雅之さんにバトンタッチ!

ブラック企業での実体験! S運輸の委託ドライバー職をして、ぼくの精神がぶっ壊れた話

初めまして!メンヘラブロガーの雅之(@moto_dpn_masa)と申します!

僕は“ようこそ!クズの皆さん!!”というブログの運営をしており、オピニオン記事による主張や僕の過去のエピソードなど、枠にとらわれない記事を作成しています!

そんな僕は過去に20回転職しており、今までの仕事で一番多かった職種はドライバーの仕事です。

全ての会社にて

  1. 長時間労働
  2. 重労働
  3. 休憩ほぼ無し
  4. 月間休日5日なのは当たり前

で、全くもって仕事に対しての給料が割に合いませんでした。

その中で一番過酷だった会社が、某大手宅配会社のS運輸の委託業務でした。

今回は、その会社の業務が原因で、精神がボロボロになった記事を寄稿いたします!

当時の僕は、ドライバーの仕事しか頭になかった。

当時の僕は「マイペースで仕事ができ、自分のスキルに合っている仕事=ドライバーの仕事」という固定観念があり、ドライバーの仕事をフリーペーパーで血眼になりながら探していました。

面接のアポをとると、「ファミレスで面接で」との事。

「えーなんでファミレス?」と思いつつお店へ。

面接官によると、その人の自宅兼事務所には招くことができなかったそうです。

その時点で「ロクな事務所もかまえられないような運送会社」と認識すべきでしたが、「わざわざファミレスで面接させてくれる会社」となぜか好印象をしてしまい、その会社に入社する事になりました。

業務内容は、

  1. 東京都大田区のS運輸の物流センターに行き、トラックに荷物を積む
  2. 新大久保にて配送
  3. 物流センターに戻って荷物を積む
  4. 新大久保にて配送
  5. 他の地域の集荷(お客さんの荷物を預かる)
  6. 別の物流センターに運ぶ
  7. 終了

の流れでした。

内容を見るだけでも大変と分かりますが、想像以上に厳しく劣悪な労働環境でした。

トラックドライバーの仕事は、まるでゾンビになったような気分だった。

自宅から職場までの移動が地獄すぎた。

実家である自宅から職場までは電車通勤で、朝5時出発し7時に到着

もうこの時点で消耗済み。

終わりがなんと夜の10時か11時

帰りは同僚の人の車に乗せてくれたのですが、乗せてくれる同僚の人も日によって違い、途中の駅で降ろされたり飯につき合わされたりと、安心して帰宅する事ができませんでした。

帰宅してからも軽く飯を食ったり風呂入ったりして寝るのですが、睡眠時間わずか3~4時間。週6日ずっとこの繰り返し・・・

おそらく実家で親と同居していなければ、間違いなく倒れてました。

親もさすがに「しんどい」とSOSをだしていたので、本当に面倒かけてすまなかった!という気持ちでいっぱいです。

新大久保という土地柄が、トラックドライバーにとって面倒すぎた。

配送先が新宿区の新大久保という所で、隣町が歌舞伎町という事もあり人通りや車の通りが激しく、韓流のお店が立ち並び大いににぎわっている場所です。

ただ、その分「路上駐車禁止」の取り締まりが強化されていたり、道路を逆走する自転車が多かったり、トラック一台分ぎりぎりの道路を走ったりと、本当に業務をおこなう上でおっくうな場所。

特に、駐車禁止の取り締まりはトラックドライバーにとって死活問題で、ひとりでの配送の場合すぐに荷物をお客さんの所へ届けトラックに戻らないと、駐車禁止の張り紙を貼られ罰金を支払わなければいけません

なのでそれを防ぐために、助手をひとり設ける会社が増えています。

そして、新大久保という場所ならではの問題があって、韓流のお店が沢山並んでいるという事で、お店の名前が韓国語で分からなかったり住所とお店が全然一致しなかったりと、迷いながら配送していました。

最悪、何十キロもある土鍋を階段を使って上り下りしたりと、かなりの重労働

他にも、3人がかりでやっと持てる重量物を運んだり、荷物のベットがアパートの階段に挟まって配送できなかったり早稲田大学の構内でひとり迷ったりと、本当に面倒な配送でした。

トラックドライバーの仕事は、休憩がまともに取れない。

本当にきついと感じた一番の要因が、休憩が全くもって取れなかった事です。

その会社のトータルの勤務日数は約10日くらいですが、ほぼ全て休憩なしで配送していました。昼飯を一切取らなかった事もしばしば

取れたとしても、安くて高カロリーな弁当を買って食べてすぐ業務再開+朝7時から夜10時までの、激務のダブルパンチ。

人間のやる仕事ではありません。

「先輩ゾンビ兵」に噛み付かれる毎日が、苦痛でしかなかった。

約10日間ずっと先輩ゾンビ兵の隣に座り、新大久保の道や業務の指導を受けていました。

ただ、「この先輩とは絶対に合わない!」と思いながら、しぶしぶ仕事をしてました

例えば、何気ない世間話でも相手側から勝手に話を持ち出して、僕が返事をしても無視なんて事はしょっちゅうありました。

ドライバーさんはマイペースな性格が多いので、会話も一方通行の人が非常に多いです。

別に普段の会話が合わなくても、僕ひとりで業務をおこなう時は関係なくなります。ですが、問題は僕に対する配慮が一切なかった事。

当時はまだドライバー経験が浅く、台車を使ってうまく運ぶとか効率よく荷物を積むとか、ちんぷんかんぷんの状態でした。

それは先輩ゾンビ兵も知ってる上で、指導していました。

僕が納得いかなかった事は、その人が僕の些細な行動で怒鳴った事で、台車を少し違う方向に移動したり疲労困憊で少しぼーっとしただけで、怒鳴られました

その時は、号泣しながら仕事をしてました。

その人自身の性格というより、普段のストレスや疲労で怒りの沸点が低くなっているなという印象でした。

実際、僕も他のドライバーの仕事で些細な事でブチ切れたので、いかにドライバーという仕事が肉体だけでなく精神的に追い込む業務であるという事を、身をもって体験しました。

とある休日、ぼくの精神は崩壊寸前だった。

心も体もむしばむ業務を経験した後の休日は、全くもって安心できませんでした。

コンビニの買い物でのお会計で、何度も小銭の出し間違いが発生したのです

それも、よく見間違える100円と50円の出し間違いという次元でなく、小学1年生レベルの足し算ができないほど何度も小銭の出し間違いが。

極めつけは親族間での法事で、ちょうど勤務期間中に祖母に不幸があり約何日間か休んでいました。

その法事の最中、なぜかずっーーーーーとイライラしていました。

本当に、なぜあんなにイライラしていたのか分からないくらい。おそらく長時間目くじらを立てていてさぞかし怖い顔をしていたのでしょう。

普通なら「うぎゃー!!」と発狂するつもりが、何も訴える事無く。ただただ目くじらを立て続ける・・・。

本当にゾンビ兵になる寸前で、危ない精神状態でしたね。

僕を絶対に辞めさせまいとする、先輩ゾンビ兵達。

業務開始から約2週間弱・・・そろそろ独り立ちだという時期でした。

帰宅後、我慢に我慢の限界が来て、

「もうやだあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

と母親に泣き叫びました。

母親も「もう辞めてください」と懇願。その日限りで退職を決めました。

本来筋を通す僕は、どんな状況でも必ず上司に「辞める」の連絡をします。

ですが、この時に限ってガクガクブルブル身震いが止まらない状態で、次の日の出勤予定日になっても連絡できない精神状態

「バックレでいいや」という投げやりな心境でした。

すると、一緒に乗っている先輩ゾンビ兵と面接官から鬼電話。約10分に一回くらいのペースでかかってきたので、着信履歴がとんでもない事に。

あまりの件数にしびれを切らし、電話に出て正直に退職の意思を示しました。

すると、「諦めるな!辞めるな!逃げるな!」の一点張り

一旦電話を置き、親にその事を伝えると母親は、「もう本当に辞めて!!!」と泣き崩れてしまった。

その姿を見てようやく我に返りその面接官に、「親が泣いているんですよ!辞めてと懇願してるんですよ!辞めさせてください!」と強く反発。

「そうか、じゃあユニフォームを返してもらうからまた後日連絡する。」と言って電話を切りました。

結局連絡は一切来なくなり、そのまま退職する事が決まりました

僕にとって生涯で一番、労働環境も同僚の性格も最悪だった会社でした。

元トラックドライバーの僕からのアドバイス。

近年ドライバーの不足や賃金の問題など、何かと運送業界がニュースになるようになりました。

しかし、ニュースになるのは大手の企業ばかり。大手の企業の問題なんか氷山の一角で、一番改善すべきなのは中小企業の上層部たちの経営です。

今回の会社の事例を含め、僕が確実に言える事は「事務所もまともにかまえないような運送会社には絶対に関わってはいけない」という事です。

運送会社の場合、受注や発注、従業員の人事などの一般業務に加え、トラックのメンテナンスや税金保険燃料の支払いなど、様々な業務が重なります。

今回紹介した会社のように責任者である人間が事務所に常駐せず、事務員すらかまえないような会社ははっきり言ってありえません!

よほど人手不足か、経営者の事しか考えないブラックです。

もし事故やトラックの故障など業務上においてトラブルが生じた時など最悪、「自分で何とかしろ」と従業員に投げやりしまともなサポートもせず、ただ「損害した分請求しろ」と無責任な要求を突き付けられます

さすがに僕の場合ここまでの事はありませんでしたが、業務マニュアルすら提示しないような会社は、理不尽な要求が少なからずある事は確かです。

運送会社に入る事が、間違いではありません。

ちゃんとした契約書があり、事務手続きがスムーズにできるような会社である事を承知した上で、入社を決めるかどうか考えるべきですね

 

最後にひと言!

今回このような事態におちいってしまった原因は、

  1. 「この運送会社に入ればマイペースに仕事ができるだろう」と入社し、
  2. 「何とか業務を我慢すれば乗り越えられるだろう」と何日も我慢してしまった

この2つです。

普段の車の運転も「✕✕だろう運転」では事故のもとになりますよね?

それと同じで、何とかなるだろうと予測してしまい痛い目を見てしまった

会社に入れば何が起こるか分かりませんし、「これだ」という確信的なものはなかなか見つからないと思います。

重要なのは「自分がその会社で何をしたいか!」。これに尽きます。

それを心がければ、自分がやりたい事もできない&解決策も見当たらない→じゃあ辞めるという選択肢になるはずです。

辞める事は、決して難しい事ではありません

あなたがその会社で我慢しなくても世の中は回ります。最悪人手不足でその会社が潰れても、世の中は回ります

日本社会とか放っておいて、あなたの事だけを考えてください。

転職を20回もしている僕ですら、身勝手に生きれる世界なんですから。

今回寄稿記事のご依頼をしてくださった、うしらくさんに大変感謝しております!

初めての寄稿記事だったので緊張しながら作成してました!

僕のブログである“ようこそ!クズの皆さん!!”もぜひご覧になってください!

うしらくのひと言

おおお、メンヘラブロガー雅之さんの強い叫びが、バシッと伝わってきました。

こういったつらい出来事は、体験した本人にしか分からないことです。

特に、ブラック企業での過労やトラックドライバーという仕事の大変さなどは。

日本社会では「途中で諦めるな」とか「石の上にも三年」という言葉があるように、何事にも我慢を強要されがちです。

でも、よほどつらい仕事なら、さっさと辞めったっていいんですよね。

会社よりも、自分の体のことを大事にすべきなので!

メンヘラブロガー雅之さん、今回は寄稿として記事を書いていただき、本当にありがとうございました。

これから先の「人生逆転劇」を応援しています!ざわ…ざわ…!

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