こんにちは! うしらく(@ushiraku)です!
季節は4月。新社会人の皆さんにとって新しい門出となっていることでしょう。
でも、入社してみて「思ってたのと何か違う!」って感じたらすぐに辞めていいですよ。
わたしは新卒で就職して3年間も無駄な時間を過ごしてしまったので、もっと早く辞めてれば良かったなと思っています。でも退職できなかった。その理由について書いていきます。
その理由とは、「ローン地獄」。
さくっと読む目次
わたしが組んでしまったローン
わたしが新社会人になったのは今から12年前。2004年の春ですね。
わたしは工業高校を卒業してからそのまま就職したので、18歳のときに社会人デビューしました。
高校生の頃はセブンイレブンでアルバイトをして毎月6万円の給与を手にしていて、社会人になってからの初任給は25万円くらいでした。アルバイト時代の約4倍ですね。
毎月手にするお金が一気に跳ね上がったので、わたしの金銭感覚は麻痺しました。そして、色んな高額のものをローンで買っていくようになります。
1.自動車免許ローン
まず初めて組んだローンは自動車学校の通学費。たしか30万円くらいで、毎月1万円を返済していたと思います。まあ、1万円くらいなら痛くも痒くもないです。
2.新車のローン
免許の次は車本体。初めて買うからには、やっぱり新車がいいです。
わたしが初めて買った車はスズキLAPIN。

確か車体価格とか全部込みで100万円くらいだったと思います。それを3年間のローン契約で購入。毎月の支払額は3万円。ちょっと痛手ではあるものの、念願の新車なので良しとしました。
3.ビンテージの古着ローン
20歳の頃のわたしは、とにかくモテたかった。でも自分の外見に自信がなかったので、服を着飾ってモテようと決意。「おれは他人とは違うんだぜ」という空気感を醸し出すため、ビンテージの古着を買い漁るようになりました。
その時主に買ったのはスカジャンやデニムジャケット、あとはジーンズ。一着あたり10万円くらいだったので、それぞれをカード払いで支払うことに。毎月の支払額は1万5千円ほど。
4.自動車買い替えローン
新車のLAPINを買って古着で着飾っても全くモテなかったので、21歳の時に車を買い換える決意をしました。まだLAPINのローンを完済してないにも関わらずです。
買い換えた車は、BMWのZ3ロードスター。こちらは中古車で購入し、ホイールやオーディオをカスタムして約200万円。もちろんローン。ただ、この時はスズキLAPINを下取りしてもらったので、ローンの乗り換えをしたという感じです。毎月の返済額は3万円。
ローン返済がきつかった
上に挙げたローンの毎月返済額を合算すると大体5万円くらい。給与の手取りが20万円なので、収入の4分の1がローン返済に充てられるというサイクルになってしまいました。
ローンの返済以外にもお金は使うもので、それは例えばケータイ代だったり実家へ入れる生活費だったり。車はガソリンや駐車場、車検費用などもかかるので、維持するだけでもかなり大変です。
会社を辞める決意が鈍った
仕事が楽しくなかったので会社を辞めたいとずっと思っていたのですが、なかなか踏み出せませんでした。なぜなら、ローン返済があるから。
ローンを組んだ時は「今の収入で返済する」ことを前提にしてしまってますからね。転職するには今の会社と同じくらいの給与が貰えるとこを選ばなければいけません。
「やりたいこと」ではなく「どれくらいの給与をもらえるか」を条件として仕事を探すのって、結構疲れるんですよ。何より楽しくない。
なので、退職するまでに3年間の時間を費やしました。この時点でやっとローンを完済。永かったです…。
うしらく流まとめ
入社してすぐの初任給を手にした時は、とてつもなく嬉しくて有頂天になります。学生時代に欲しかったものをポンと心置きなく買えますからね。クレジットカードがあれば尚のこと。
でも、その時に注意してほしいのが「このローンを完済するには何年かかるのか。自分はそれまで今の会社で過ごすのか」を考えて欲しいです。
高額なものをローンで買った場合、完済し終えるまで「今の会社に、今の給与に鎖でつながれるかもしれない」ことを頭の片隅に置いていてください。
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