8歳のころに[絶望感]を植え付けてくれたマンガ『笑ゥせぇるすまん』の魅力って?

こんにちは! うしらく(@ushiraku)です!

今回は、わたしが子供の頃からずーっと好きなマンガ『笑ゥせぇるすまん』をご紹介します。

小学2年生の頃に出会って以来、この作品は何度も読み返してますねー!それほどまでに面白いんですよ!

『笑ゥせぇるすまん』のストーリー

『笑ゥせぇるすまん』は一話完結のオムニバス形式で、主人公の喪黒福造(以下、喪黒さん)が色んな人の心の闇を悪化させていく物語。

世の中で悩みを持っている人のところへ喪黒さんが歩み寄り、その悩みを解決する道具を与えて、代償として奈落の底へ突き落としていく展開が面白いんです。

喪黒さん自身は「ココロのスキマお埋めします」と言っているんですけど、そんなことは無い!確実に人の人生を崩壊させに行ってます(笑)。

ターゲットは主にサラリーマンが多くて、みんな非日常を求めた挙句に人生を崩壊させちゃうんですよね。

つまり、自分が過ごす毎日に不満を抱えながら生きている人たちが、喪黒さんの手によって羽目を外し過ぎちゃうというわけです。

『笑ゥせぇるすまん』と『ドラえもん』は展開が似ている

『笑ゥせぇるすまん』はかなりブラックユーモアな世界観です。

ただ、この『笑ゥせぇるすまん』と似た展開を持つ、国民的アニメがあるんですよ!それは、『ドラえもん』。

「え?そんなことないっしょ?」と思われるかもしれませんが、ストーリー展開がかなり似ているんですよね。順を追って説明していきましょう。

悩みを抱えている人が身近にいる(起)

『笑ゥせぇるすまん』の場合は、喪黒さんが道端を歩いているサラリーマンをとっ捕まえて、強制的に悩みを聞いていきます。

一方の『ドラえもん』だと、悩みを抱えているキャラクターはのび太がいますよね。

年中悩みを抱えている格好のターゲットが、ドラえもんの身近にいるんですよ(笑)。

悩みを聞く(承)

目の前の人の悩みを聞くのは『笑ゥせぇるすまん』も『ドラえもん』も一緒です。この段階ではかなり親身になって、悩みの種を探ろうとします。

のび太は大体、ジャイアンからの「いじめ」で悩んでいるような気がしますが。

悩みを解決する道具を与える(転)

喪黒さんもドラえもんも、最大の共通点は「悩みを解決する道具」を手渡すところ!

この道具は悩みの種類によって変わりますが「使い過ぎは絶対にダメ」という代償があるのは全く同じです。

道具を乱用して痛い目を見る(結)

悩みが解決できた快感に酔ってしまい、その後は道具を乱用して痛い目を見るパターンに行き着きます。

同じ過ちを何度も繰り返してしまうのは、人間の性なのでしょうか…。

子供心にして思った『笑ゥせぇるすまん』の面白さ

さて、『笑ゥせぇるすまん』と『ドラえもん』の共通点について語ってきました。

子どもだった頃のわたしが何故『笑ゥせぇるすまん』の方を好きだったのかを思い返すと、圧倒的にスリリングなところが胸に突き刺さったからなんですよね。

だって『笑ゥせぇるすまん』の場合は、道具を乱用して失敗しちゃうと人生が終わるんですもの。家庭崩壊だったり社会復帰するのが不可能になったりと、奈落の底のパターンが幅広いのが面白い!

自分を抑えて生きると、反動として『笑ゥせぇるすまん』のように奈落の底に突き落とされちゃうんだな」と子供心にして思っていました。

うしらくのまとめ

今回、わたしがこの『笑ゥせぇるすまん』を紹介しようと思ったきっかけは、ネット上で「ブログだけで食っていこうとすると失敗するぞ」とか「新卒でフリーランスになるのは無謀すぎる」という書き込みをよく目にするからです。

こういったアドバイスをしている人たちが何歳くらいなのかは知りませんが、失敗しないように生きるって面白くないじゃないですか。

仮にこれらのアドバイスに従って生きたとして、後になって「ああ!あの時チャレンジしとけば良かった!」と後悔しても遅いんですよ。

歳をとってからブレーキを外してアクセルを踏もうとすると、確実に反動が大きくなります。その結果として、奈落の底に落ちることになるかもしれません。

わたしの手元にある『笑ゥせぇるすまん』は中公文庫で、初版は1999年と書かれています。現在は2016年なので、17年前の作品ということになりますね。

17年も前に描かれているのに、今の時代の人間心理にも全く同じことが当てはまっているんですよ。それほどまでに、人の考え方って変わらないものだなと思いました。

安定志向のあなたは是非『笑ゥせぇるすまん』を読んでみてほしいです!そして、奈落の底に突き落とされない程度にココロのブレーキを外して下さい(笑)。