【人類絶滅】なぜAIは人間のメンタルヘルスを悪化させ、ストレスを植え付けるのか?

どうも、うしらくです!

あなたは、「なぜ、ブラック企業自殺問題や教師間いじめなど、悪いニュースが後をたたないんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?

世間では、

  • メンタルヘルス対策に気をつけよう!
  • ストレスチェックをちゃんとしよう!
  • なにかあったら専門家に相談しよう!

と、メンタルヘルス・ストレスケア対策の啓蒙活動が盛んです。

また、テクノロジーの進化により「人間のメンタルを判定できる機械」まで誕生しました。

しかし、現状としてはメンタルヘルス環境の悪化は、歯止めが効かない状態なように感じています。

今回の記事では、

ポイント
  • テクノロジーの進化は、メンタルヘルス環境を改善できるのか?
  • メンタルヘルス対策をするには、監視社会化するしかない?
  • メンタルヘルス対策の完成形は、とある小説の世界観に似ている?

の3つについて、書いていきます。

機械が人間のメンタルヘルスを管理する社会の到来

あなたは、「メンタルチェッカー」というサービスを知っていますか?

1分間のカメラ画像を撮影することにより被写体の精神状態を分析する事ができ従業員の健康チェックに有効な製品になります。

メンタルヘルスチェッカー、DEFENDER-Xは、ロシア政府の研究機関を母体とする「ELSYS社」により開発され、日本総販売元のELSYS JAPAN株式会社の商品です。

引用元:丸文株式会社

簡単にいうと、「カメラで撮影しただけで、人間のメンタルヘルス(心の健康)を判定できるシステム」です。

デジカメやスマホのカメラで1分間被験者の写真を撮影すると、機械が自動的に「今のあなたのメンタルは○○です」と判定してくれるシステムです。

そして、それらの数値化されたデータを表・グラフにまとめて、被験者の心が健康かどうかを把握し、日々の業務に活かすという流れになります。

健康診断のメンタル版」というイメージが一番近いですね。

企業の採用試験でも、AIによる合否判定がされる時代

また、ソフトバンクでは就職活動の採用において、「AIによる採用判定」を取り入れています。

最近、採用業務のデジタル化が急速に進んでいる。

例えば、ソフトバンクは2017年5月、新卒採用のエントリーシート(ES)の評価に米IBMのAI(人工知能)「Watson(ワトソン)」を活用すると発表した。

過去のES選考のデータを学習したワトソンが合否判定をしており、これまでES処理に掛かっていた時間を75%も削減したという。

引用元:ITmediaビジネスONLiNE

エントリーシートや面接態度などをAIが判定することで、人事における人件費をカットするのが狙いだそうですね。

つまり、ぼくらの就活・転職活動の未来を、人間ではなく「AI」に決められる時代がきているんです。すでに。

検索履歴や閲覧状況をもとに、就活生はメンタルチェックをされている

他にも、リクルート社は、就活生のネット使用履歴や閲覧状況をもとに「学生の内定辞退率」を計算するAIを生み出しています。

そして、そのデータを企業に売りさばくという、悪徳なビジネスもしていました。

簡単に言えば、就活生のほとんどが利用するようになっているリクナビのインプットデータをもとにして、利用者に一切承諾を得ることなくAIが勝手に分析して、内定辞退率を予測して顧客企業に売り飛ばしたというわけですから、リクルートを信用して利用した就活生を著しく裏切る行為になったことは言うまでもありません。

引用元:MONEY VOICE

と、このように、ネットが普及しまくった現代では、ネットの使用履歴をもとにぼくらの「心の状態」や「思考のくせ」などを簡単に把握されるようになったのです。

つまり、あなたの「心の声」が丸裸にされているということですね。

とまぁ、こういう風なテクノロジーの進化はSF世界のものではなく、すでに現実のものです。

人間のメンタルヘルスが機械に管理される社会なんですよ、今の時代って。

職場のメンタルヘルス環境を守るため、監視カメラを導入する企業が増える?

ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、福岡県では役所の「生活保護課」の相談室に監視カメラが設置されるようになりました。

福岡市が生活保護の申請や相談を受け付ける全7区役所の面接室に、4月から防犯カメラを設置し、面談状況を動画で撮影している。

市は一部の相談者から威圧的な言動をされたとして、犯罪防止や職員の安全確保を理由に挙げるが、市民が厳しい生活状況を説明する個室の録画は「萎縮につながる」「人権侵害」と指摘する声もある。

危険回避とプライバシー保護の折り合いをどうつけるか。

引用元:西日本新聞

この一件に関しては、プライバシー侵害・個人情報流出などの批判がありますが、ぼく的には妥当な判断だと思っています。

というのも、窓口相談業務というのは「感情的な顧客」の受け付けを断れないからです。

今でいう「カスハラ(カスタマーハラスメント)」が、企業でも役所でも横行しているんですね。

うしらく
カスハラを簡単にいうと、電話応対業務で過度なクレーム対応を要求してくる顧客に対し、スタッフが精神的被害にあうことです。

結局、

  • 感情的な顧客を断れない
  • 窓口スタッフの精神が病む
  • 人材が減る
  • 窓口業務が回らなくなる
  • ほかの業務にも支障をきたす
  • サービス全体の質が下がり、顧客にストレスを与える

と、全てが悪循環になってしまいます。

なので、今後は生活保護課だけでなく、どの部署でも監視カメラ設置が標準化していくことでしょう。

ぼくらは既に、監視されている

先程の、生活保護課の一件について批判する人は、自分たちが既に監視されていることに気付いていません。

監視カメラはもう既に、至る所に設置されているのですが。

  • コンビニ
  • スーパー
  • ドラッグストア
  • 図書館
  • 本屋
  • マンションのロビー

など。

他にももっと、たくさんあるでしょう。

また、バスのドライブレコーダーもそうだし、企業のカスタマーサポート(電話)も録音されてますからね。

ぼくらが気付いていないだけで、もう何年も前から「監視社会」は始まっているのです。

メンタルヘルスの完成形は、『PSYCHO-PASS』の世界だ

ここまで、メンタルチェッカーと監視カメラ社会について書いてきましたが、何かに似てるなーと引っ掛かりました。

そう、『PSYCHO-PASS』の世界観です。

西暦2112年。人間の心理・性格的傾向を数値化し、犯罪係数が上昇すると“潜在犯”として捕らえられるようになった世界。

システムを維持するために集められた刑事たち―潜在犯でありながら捜査の前線に立つ猟犬“執行官”と、キャリアであり執行官の手綱を握る“監視官”。

新人監視官・常守朱は特殊拳銃“ドミネーター”を手に現場を駆ける。

『PSYCHO-PASS』の世界は2100年以降ではありますが、2019年の今の時点で既に当てはまってるとこが多いんですよね。

具体的にいうと、

  • 人々の心理状態が「数値」として管理されている
  • 街中の至るところに監視カメラが設置されている
  • 不穏分子はすみやかに排除される

と、現代社会そのまんまじゃないですか?

メンタルヘルスを悪化させないようにするほど不穏分子になる

メンタルチェッカーの精度がもっともっと上がって、人の心を完全に数値化できたとしましょう。

そうなると何が起こるのか?

答えは簡単で、世の多くの人々は「メンタルヘルスの数値をつねにクリアに保たなければならない」と、ある種の強迫観念を抱くことになるでしょう。

メンタルヘルスの数値が悪くなれば即休職・退職させられ、場合によっては精神科への長期入院などを「法律」で義務付けられたとしたら、尚更焦ります。

結果として、今以上にメンタルヘルスビジネス(薬やセラピー)などが流通し、患者側は喰いものにされます

ぼくらが今からできるメンタルヘルスの取捨選択は?

今後加速していくテクノロジーの進化、メンタルヘルス分野の広がりを止めることは出来ません。

なら、どうするか?

答えは簡単で、「自分の頭で考え、自分で選び行動すること」です。

例えば、今からできる行動としては、

  • ネットショッピングでは、他者のレビューを見ずに買う
  • 全ての情報に対して、半分疑ってかかる
  • なにか選択する際には、「なぜそれを選ぼうと思ったのか?」を言葉にする

などでしょう。

この「自分の意志」さえちゃんと持っていれば、AIが普及した世の中でも、自分らしく生きていけます

自分にとっての正解は、自分にしか分かりませんからね。

「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。