ワクチン副反応からの回復

ワクチンを接種して、5日後の今日。

ようやく、完治した。

といっても、まだ少し頭痛はあるけど、日常生活を送れるくらいには回復した。

この5日間で一番辛かったのは、発熱だった。

接種日の翌日12時くらいから急に熱が出始めた(約20時間後)。

早めに鎮痛剤を飲んでいたものの、それでも38.2度まで熱が上がった。

高熱時は、とにかく全身が熱い。

砂漠のど真ん中に放り出されたかのような絶望感があった。

キンキンに冷えたスポーツドリンクをいくら飲んでも、体が潤っていく感覚がまるでない。

干からびたスポンジに、際限なく水分を吸い取られているだけのように感じられた。

解熱剤を飲んでも熱は下がらず、ただただ横になって、時間が過ぎていくのを見るしかなかった。

そんな時、どうにかメンタルだけでも折れないようにしなくてはいけないと思った。

やはり、病気のときには看病や声かけをされると心が安心する。

ので、YouTubeで「看病 ボイス 男性向け」とかで検索して、その動画を枕元で再生してみた。

そしたら、結構色んな動画がヒットした。

探せばあるもんだ(笑)。

こちらの動画は、「スタジオレイン」というチャンネルのコンテンツ。

こちらのチャンネルでは、とにかく色んなシチュエーションの添い寝系ボイスがある。

幼なじみ、妹、ケモ耳娘、クーデレの年上お姉さんなど。

フルコンプまではできなかったけど、10種類くらいは聴いた。

病気でメンタルが折れそうな時、可愛い声が「そこにあるだけ」でも、心は安らぐ。

それが例え、電子の声だったとしても。

熱が治まり、布団から出られるようになって以降は、とにかくアニメを見まくった。

『処刑少女』は、ストーリー全部はまだ理解できてないけど、どうもタイムリープ系っぽい。

先の展開が全く読めなくて、とてもドキドキしている。

『シェンムー』は、ぼくが中学生の頃に、ドリームキャストでプレイしていたゲームだ。

あの当時、ぼくは主人公と同じように革ジャンを着て、横須賀に行きたいと思っていた。

懐かしい思い出が、約20年くらいの時を経てアニメ化されていて嬉しい。

『Gate』は、異世界と自衛隊という奇抜な設定だけど、二つが上手く噛み合わさるように構成されている。

キャラクターも魅力的なので、こちらの作品も楽しみながら見ている。

まぁ、こんな感じで、ワクチン接種後はサブカルコンテンツに助けられた。

接種による発熱や痛みは避けられないけど、だからこそ「自分のメンタルを回復できるもの」を早めに見つけておくと良いと思う。

メンタルさえ折れなければ、あとは熱が引くのを待つだけなので。

もし第4回目の接種案内がきたら、また受けると思う。

その時もまた、事前にメンタルケアの選択肢を事前に考えておきたい。

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「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。