片想いを両想いにする方法

「片想いを両想いにするにはどうしたらいいですか?」

という相談が、質問箱に届くことがたまにある。

結論からいうと、片想いを両想いにする方法はない。

なぜならば、相手の気持ちをコントロールすることができないからだ。

「自分の好き」と「相手の好き」を均等にすることは無理。

きのこの山派と、たけのこの里派が均等に分かれないのと同じだ。

片想いを両想いにするのは無理。

では、どうすればいいのか?

答えは、片想いを「卒業」することだ。

自分の想いを告白して、相手に「好きです」と伝える。

ただそれだけだ。

気持ちを伝えた後、相手がどう返答するかは相手の問題。

なので、ぼくらにコントロールできるのは「自分の行動のみ」だ。

片想いというのは、「相手に気持ちを伝えていない状態」のことだと思う。

ので、気持ちを伝えさえすれば、もうそれは片想いを「卒業」したことになる。

その先に両想いになるかどうかは、もう運ゲーでしかない。

運に身を任せよう。

✳︎

思い返してみると、ぼくはこれまでの片想いの大半は、自分から告白している。

もちろん、失敗もしたし成功もした。

でも、やはり両想いになれるかどうかは、アクションしない限りは100%やってこない。

自分が何も行動せずにいて、第三者から横取りされるくらいなら、玉砕覚悟でアクションしたほうがいい。

また、今の時代は先行き不透明だ。

明日、もしかしたら自分がコロナに感染して、長期入院するかもしれない。

一週間後、とある事情(スマホが壊れたり)で相手と連絡がとれなくなるかもしれない。

一ヶ月後、戦争が原因で全世界が崩壊するかもしれない。

今と同じ日々、同じ平和がこの先ずっと続くかどうかは、保証されているものではない。

ので、告白するチャンスというのも、いつでもあるものではない。

であるならば、チャンスがある時に、悔いのないように、自分の気持ちを伝えるのがいいと思う。

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最後にしめくくりとして、ぼくが好きな言葉を紹介する。

「一生の後悔か、一瞬の恥か」

中3の冬。初めて告白したとき、この言葉のおかげで一歩踏み出せた。

あなたにも、この言葉を大切にしてほしいと思う。

応援してます。

ABOUTこの記事をかいた人

「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。