ポジティブな言葉は、ポジティブを運ぶ

元々ネガティブ思考なぼくは、使う言葉もネガティブだった。

例えば、死にたいとか。きつい。ついてない。しんどい。とか。

「ありのままの自分を大切に」という風潮がある世の中。

だけど、ネガティブ思考なぼくが、ありのままでいると、ネガティブな言葉を吐きがちだった。

ありのままの自分でいることは、確かに大切だと思う。

でも、ネガティブな言葉を使っていると、ネガティブな出来事や人たちを引き寄せてしまう。

ぼくのYouTubeコメント欄を見れば明らかで、自殺系の動画には「死にたい」的なコメントが多い。

このままではダメだ、とぼくは思った。

しかし、いきなり性格を変えるのは難しい。

だったら、言葉だけでも変えてみようと思い、実践しはじめた。

まず、ネガティブな言葉を言いそうになったときは、ポジティブな言葉に言い換えるようにしている。

例えば、「しんどい」と口にしそうになったら「やりきった」と言い換えたりとか。

「すみません」ではなく「ありがとう」とか。

まぁ、全ての発言を完璧に変えることはできていない。

ネガティブ発言をするときもある。

でも、最近。

「うしらくさんってポジティブですよね。」

とか、

「うしらくさんがいると安心します。」

とか言われることが、少しずつ増えていっている気がする。

また、ぼくは人に何かを教える時に「ほめて育てる」ようにしている。

相手ができないことがあったときも、その人のやり方を否定しない。

相手のやり方をほめる、肯定した上で「ぼくは普段こういうやり方をしてます」と伝えている。

そうすることで、相手から「ありがとう」と言われることが増えた気がする。

性格はすぐには変えられない。

無理して変えようとしなくていい。

ただ、言葉をポジティブに言い換えるだけで、身の回りの環境がほんの少しだけ、いい方向に変わった。と思う。

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「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。