夕方、近くのコンビニに買い出しに行った。
で、自宅マンションのエレベーター待ちの時に。
他の階のおばあちゃんから、あいさつをされた。
「こんにちは」
たったそれだけの言葉なのに、ぼくはとても嬉しく感じた。
挨拶をきっかけに、ほんの少しだけ雑談をした。
おばあちゃん「今日さっき買い出しに行ってきたんですよぉ。荷物が重くて」
うしらく「大変そうですね、荷物が多くて」
一言二言のやりとりではあったけど、こういう時間はいいなと思った。
コロナ禍になってから、ぼくは他人と同じエレベーターに乗ることに対して、嫌悪感を抱くようになった。
この密閉された空間で他者と一緒になると、コロナ感染させられるじゃあないかと不安になるからだ。
(ただし、美少女はのぞく)
バスでもエレベーターでも飲食店でも、極力、他人と距離を取るようになった。
でも、今日みたいに「こんにちは」と挨拶をされるだけでも、ぼくは嬉しいと思った。
最近ずっと在宅生活だからなのか、コロナ禍で殺伐とした時代だからなのか。
『あいさつは大事だ』
と、子供の頃に習ったけど。
あいさつって、本当に大事だと思った今日この頃でした。