「片想いを両想いにするにはどうしたらいいですか?」
という相談が、質問箱に届くことがたまにある。
結論からいうと、片想いを両想いにする方法はない。
なぜならば、相手の気持ちをコントロールすることができないからだ。
「自分の好き」と「相手の好き」を均等にすることは無理。
きのこの山派と、たけのこの里派が均等に分かれないのと同じだ。
片想いを両想いにするのは無理。
では、どうすればいいのか?
答えは、片想いを「卒業」することだ。
自分の想いを告白して、相手に「好きです」と伝える。
ただそれだけだ。
気持ちを伝えた後、相手がどう返答するかは相手の問題。
なので、ぼくらにコントロールできるのは「自分の行動のみ」だ。
片想いというのは、「相手に気持ちを伝えていない状態」のことだと思う。
ので、気持ちを伝えさえすれば、もうそれは片想いを「卒業」したことになる。
その先に両想いになるかどうかは、もう運ゲーでしかない。
運に身を任せよう。
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思い返してみると、ぼくはこれまでの片想いの大半は、自分から告白している。
もちろん、失敗もしたし成功もした。
でも、やはり両想いになれるかどうかは、アクションしない限りは100%やってこない。
自分が何も行動せずにいて、第三者から横取りされるくらいなら、玉砕覚悟でアクションしたほうがいい。
また、今の時代は先行き不透明だ。
明日、もしかしたら自分がコロナに感染して、長期入院するかもしれない。
一週間後、とある事情(スマホが壊れたり)で相手と連絡がとれなくなるかもしれない。
一ヶ月後、戦争が原因で全世界が崩壊するかもしれない。
今と同じ日々、同じ平和がこの先ずっと続くかどうかは、保証されているものではない。
ので、告白するチャンスというのも、いつでもあるものではない。
であるならば、チャンスがある時に、悔いのないように、自分の気持ちを伝えるのがいいと思う。
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最後にしめくくりとして、ぼくが好きな言葉を紹介する。
「一生の後悔か、一瞬の恥か」
中3の冬。初めて告白したとき、この言葉のおかげで一歩踏み出せた。
あなたにも、この言葉を大切にしてほしいと思う。
応援してます。