うしらく(@ushiraku)です。どもー!
ここ数日で、SNS・スマホ依存に関する本を2冊読破しました。
いやー、思っていたよりも根深い問題ですな。
ぼくの結論としては、「スマホやSNSが悪いわけじゃない」ということ。
問題なのは、
だと思いました。
簡単にいうと、「自己愛が欠如している」という感じかな。
今回は、ぼくが読んだ本を元に、SNS・スマホ依存について掘り下げて書いていきます。
SNS・スマホ依存症のボーダーライン(定義)とは?
まず、依存症の定義について見ていきましょう。
ここでは、上記の本を参考にして「日常生活に大きな支障をきたすレベル」をSNS・スマホ依存症とします。
- 朝起きられず学校・仕事に行けない
- 家族といても無言でスマホばかり扱う
- 食事中・お風呂中でも常にスマホを扱う
- 端末を取り上げられると暴れる
- ネットの世界に現実逃避する
- リアルな人間関係でコミュニケーションをとらない
まぁ、厳密に定義があるわけじゃないんですけどね。
それでも、日常生活がまともに送れないのは大きな問題です。
SNS・スマホ依存症は「暇で時間を持て余してる人たち」が陥るもの
次に、どういう人がSNS・スマホ依存症に陥るのかを挙げてみます。
- 学生
- 主婦(主夫)
- ニート
- 高齢者
- 子ども
他にも予備軍はたくさん居ると思うけど、これらの人たちがSNS・スマホ依存症に陥りやすいようです。
彼らの共通点は「暇で時間を持て余してる人たち」というところでしょうか。
あとは、外部の人たちとの接点が極端に薄く、ネットにしか居場所がないという点も挙げられます。
なぜ、スマホ依存症者は「SNSの世界」で必要とされたいのか?
「暇で暇で時間がありすぎる人」や「孤独で寂しがり屋な人」は、リアルでの人との接点が少なすぎます。
すると、どうなるのか?
という、超ネガティブな思考に行き着くわけですね。
- 自分で自分を愛せていないから
- 他者から必要とされたい
- でも他者との接点がないから
- SNSの世界で認められたい
と、こういう心理的サイクルが働いているのでしょう。
「もっと褒めて!もっと認めて!」と匿名性のSNSの世界にのめり込んでいく
昨今では色んなSNSがありますが、中でも依存しやすいのはTwitterかInstagramでしょうね。
なぜかというと、「匿名」で参加できるから。
もしフォロワーから嫌われたとしても、別のアカウントを作ってやり直せばいいので、臆病者にはうってつけのSNSです。
逆にFacebookだと「実名」なので、一度タイムラインを荒らしてしまうと、リア友が去っていってしまいますからね。
チキンな彼らは、そういったリスクは取らないでしょう。
で、Twitterにのめり込むとどんなメリットが得られるのか?
SNS依存者がTwitterで得られる3つのメリット
さて、ここではTwitterに焦点を絞って話を進めていきます。
Twitterにのめり込むことで得られるメリットは、大きく分けて3つ。
- 自分と同レベルの仲間(?)ができる
- タイムラインの波にのっかることで「一体感」を味わえる
- 「いいね」をし合ってお互いに傷の舐め合いができる
まぁ、大体こんな感じでしょう。
ざっくり要約すると、「SNSを介することで、やっと社会の歯車になれる」と。
といった偽物の安心感を得ることで、SNS依存者の気持ちは落ち着きます。
ある意味では、やけ食いや、やけ酒に近いものがありますね。
SNS・スマホ依存者が依存症から抜け出すのに必要なたった1つのこと
はい、そんな重病者な彼らがSNS・スマホ依存から抜け出すにはどうしたら良いのか?
答えは簡単。
一人暮らしをしましょう。
なぜ、一人暮らしなのか?
それは、自分の生活の全てを、一人で世話しないといけないから。
一人暮らししてると、SNSやスマホに依存してる暇はない
当たり前ですが、一人暮らしは自分で全ての事をやらないといけません。
- 家事(炊事、洗濯、掃除)
- 毎月の家計管理
- 食材や日用品の買い物
- 毎日休まず仕事に行く
- 体調管理
など。
で、こういった雑務を毎日ちゃんとこなすには、ある程度の時間と労力が必要となります。
つまり、SNSやスマホに費やす「ムダな時間」がないっていうね。
SNSやスマホに時間を取られてダラダラしていると、毎日の生活が破綻するので。
自分の生活を自分で管理するのは、想像以上に大変なんですよ。
なので、本当にSNS・スマホ依存症から抜け出したい人は、とっとと一人暮らししてください。
SNS・スマホ断ちの方法はたくさんあるけど、行動しないと無意味やで
一人暮らしをする以外にも、SNS・スマホ断ちの方法はたくさんあります。
でも、結局は本人が「本当に変わりたい!」と思って、なおかつ「行動」しないと無意味なんですよね。
例えるなら、デブってる人が口先だけ「痩せたい」と言いながらダイエットしないのと一緒です。
四の五の言わずに、とっとと行動に移しましょう。
SNS・スマホ依存症から抜け出すには、まずは「行動」ありきです。
うしらく的まとめ
はい、今回はSNS・スマホ依存症について書いてきました。
いやー、この分野は深掘りするほどに色んな発見があって、とても面白いですね。
今後も記事にしていきますので、お楽しみに。
SNS・スマホ依存についてもっと詳しく知りたい方は、『スマホ廃人』を読むことをオススメします!
実際の事例が事細かに書かれているので、とても分かりやすく勉強になりますよー。