ども。うしらく(@ushiraku)です。ぼっちでも好きに生きてます!
いつの時代も、学生は卒業が近くなると自分の進路で悩みます。高校生や大学生、専門学生と例外なく。ぼくもそうでした。
でも、進路で悩むのって普通のことですよ。だって、自分の「これからの人生を決める分岐点」なので、悩んで迷って当たり前なのだから。悩まない人のほうが少ないのではないでしょうか。
まぁ、学生が進路に悩むのは1つの通過儀礼として、社会人もちゃんと自分の進路を決めようぜってのが今回お話ししたいことです。特に、転職を考えてる人はね。
あなたは、自分が「どう生きたいか」、じっくり考えたことがありますか?
とあるツイートを見て、進路について考えさせられた
ぼくが以前から仲良くさせてもらっているナツキさん( @summer_treee )のツイートを見て、進路について考えさせられました。
ここ最近私のTLで進路に悩んでいる高校生ツイートが結構流れているので唐突だけど悩ましい進路について語りたいと思います
あくまで私の見解なので異論は認めるけど耳を傾けてくれると嬉しいのじゃよ
ちなみに
・我こそは神絵師である!って人
・親が金持ち
は読まずに自分の道を進んで下さい— ナツキ (@summer_treee) 2016年9月19日
こちらのツイートは主に、絵の道に進みたい高校生に向けて書かれたものです。具体的には、
- 美大や芸大、専門学校を選ぶ基準
- 親に反対されたときどうするか
- 働きながらでも絵の勉強はできるか
- 会社員とフリーランス、どちらを選ぶか
上記4つについて書かれています。
ひとくくりに「絵の仕事」といっても、職種は多岐にわたりますからね。イラストレーターやデザイナー、マンガ家など。他にももっとあると思うけど、細分化されすぎて把握できてないっす。
でもまぁ、それぞれの職種で求められる技術や経験はかなり違ってくるので、やみくもに絵の勉強を頑張ればいいってもんじゃないんですよね。絵の勉強法から学校選びまで、真剣に決めておいたほうが後々困ることはありません。
で、ぼくはこれが社会人にも当てはまるんじゃないかなと思いました。
社会人も自分に必要なスキルや経験をちゃんと把握しとけ !
ここからは、ぼくの経験を交えて社会人になってからちゃんと考えとくべきことを挙げていきます。
あなたにはどんなスキルがあるの?
まず最初に考えとくのが、「自分にはどんなスキルがあるか?」です。
ぼくは工業高校に進んで、就職に有利そうな資格(電気工事士、危険物など)を片っ端から取りまくりました。なぜかというと、就職面接のときに武器になると思ったから。
というのも、いくら口で「電気工事の作業できます」と言っても、資格が無いことには自分の技量を証明できないんですよね。口だけでなら何とでも言えるので。
資格を持っとけば転職のときも有利
資格を持っとけば、同じ業種に転職するときに有利です。
電気工事士の資格を持ってたら、電気系の会社に転職しやすい。し、履歴書に「勤続年数や経験」を書けるので、自己アピールに繋げやすいです。説得力も上がるし。
専門職に就くには資格と経験は必須
これからの時代、専門職はかなり強いんじゃないかなと考えます。特に、医療系。
ぼくはここ5ヶ月ほど入院生活を送っていて看護師や理学療法士の人たちと話す機会があるんですけど、みんな口をそろえて言うのは「この業界は、資格と経験さえあれば転職に困らない」というもの。
確かに、どこの病院に転職するにも、資格と経験があれば即戦力ですからね。
働きながらでも勉強はできる
仮に今のあなたにスキルがなかったとしても諦めないで下さい。働きながらでも勉強はできます。今の時代、ネットが発達してるおかげで、家に居ながらにして勉強はできる。
ただ、1つだけネックなのがちゃんと時間のコントロールができるか。会社で働いていると、突発的な残業はつきものです。あと、会社によっては飲み会もあります。
それらの時間に飲み込まれずに、勉強の時間を取れるか。これは、あなた次第です。「忙しいから…」を理由にしてしまうと、これから進みたい道にも行けなくなります。
会社を辞めてまでストイックにならなくてもいい
ぼくは今年の5月末に会社を辞めました。理由は、TECH::CAMP(テックキャンプ)で、プログラミングの勉強に専念したかったから。
退職してからは1ヶ月間毎日プログラミングの勉強をしたし、トータルで100時間は費やしました。言い訳せずに、やるべきことはちゃんとやった。
でも、今になって思うのは「別に退職しなくても、働きながら勉強しても良かったのでは?」という疑問。というのも、プログラミングの世界は転職するにも、目に見えるスキルが必要なんです。
例えば、自作のアプリやサービスなど。資格ではなく、何が作れて、どんなことが出来るのかをひと目でアピールできないと「で? あなたは弊社に来て何が出来るの?」で終わってしまう。ぼくのようにプログラミング初心者(未経験者)なら尚更です。
- 自作アプリやサービスがない
- 面接にすらたどり着けない
- 次の就職先がなくて焦る
働きながら自分で時間を作って勉強する場合は、とりあえず生活費で困ることはないので、次の就職先がなくて焦るパターンに陥ることはありません。
がむしゃらな勉強は自己満足にすぎない
勉強する中でムダなのは、「がむしゃらな勉強」です。何のための勉強かを分かってないと自己満足で終わってしまいます。
ぼくの例でいうと、TECH::CAMP(テックキャンプ)でプログラミングを勉強したのはいいものの、そこで得たスキルが転職活動のときにあまり意味がなかったんですよ。
TECH::CAMP(テックキャンプ)で学んだプログラミング言語はHTMLやCSS、Rubyがメイン。でも、求人を出してる会社が求めているスキルは他のプログラミング言語だった。
つまり、企業が求めているスキルと、ぼくが持っているスキルのミスマッチが起きたというわけです。
ぼくがあらかじめ「企業が求めている人材」をリサーチしておけば、こういったミスは起こらなかった。これ、未だに引きずってます…。
まとめ「進路の着地点をちゃんと考えろ!」
高校生が進学するにも、社会人が転職するにも、まず決めておくのは「進路の着地点」。
最初から完璧に決められるわけではないけれど、具体的に決めておけば途中で迷うことが少なくなります。
例えば、自分がなりたい人(その道のプロ)や就きたい職種で仕事してる人たちの経歴を調べてみるとか。もし、相談できる機会があるのであれば、話を聞いてみるのもいいでしょう。ネットでもリアルでも。
もしくは、希望する職種の求人条件で「どんなスキルが必要か」を、ザーッと何社も見てみること。たくさんの会社を見ることで、その業界で求められている平均値が分かります。資格がいるのか、何か自分でポートレート(成果物)を作る必要があるのか…など。
目指しているゴールで必要とされているものを予め備えておけば、土壇場で焦る可能性はかなり下がります。