うしらく(@ushiraku)です。どもー!
こう言うと、難しく聞こえるかもしれません。
でも、ぼく的には、ぶっちゃけそこまで難しくないと思ってるんですよね。
とりあえず、精神科への定期通院と、毎日の服薬をちゃんと続けていれば病状は少しずつ落ち着いてきます。
これは、ぼくが双極性障害になって7年間で体感した事実です。
今回は、「服薬」と「カウンセリング」の効果について書いていきます。
精神科で処方される薬は、病状を落ち着けるためのもの
そもそも、精神科で処方される薬は、病気を治すためのものではありません。
あくまでも『病状の波を落ち着けるためのもの』です。
ぼくは医療に関しては素人なので詳しくは分からないけど、薬を飲んで病状が落ち着くんなら、それでいいと思っています。
とはいえ、ただ単に薬を飲めばいいわけではありません。
「この薬は自分の病状に合っているか?」という疑問を、日記をつけながら確認する
大切なのは「この薬は自分に合っているか?」と毎日確かめながら薬を飲むことです。
なぜかというと、人間の体は薬への「耐性」が大なり小なりつくので、その都度薬の微調整が必要になってくるから。
お薬ノート(服薬した記録)を、毎日つけることをオススメします!
ぼくは7年前から今もずっと、「お薬ノート(日記)」をつけています。
やり方は簡単で、薬を飲む度に「体の変化」をノートに書き込むだけです。
- 朝:リーマス、ラミクタール、リーゼ(特に眠気なくいい感じ!)
- 晩:朝と同じ薬(体調的には変化なし)
- 就寝前:ベルソムラ、クエチアピン(日によって寝付きが悪い時がある…)
上記のような感じで箇条書きでいいので、薬を飲んだあとの変化をただ書くだけ。
お薬ノート(服薬した記録)を主治医に見せることで「病状の共有」が出来る
で、このノートを受診時に持参して、医師に直接見せながら処方の微調整をします。
こういった小さな変化をコツコツ積み重ねていくことで、「今の病状に合った処方」をしてもらうといった感じです。
医師の方も、服薬の変化を「お薬ノート」を見ることで視覚的に理解できるので、お互いに意思疎通がしやすくなりますよ。
精神科のカウンセリングで「思考の整理法」を身につけよう
また、カウンセリングを受けることも、オススメします。
ぼくは計3年間くらい、カウンセリングを受けていました。
この間、カウンセラーは3人変わっています。
カウンセリングは「わたしの感情」を吐き出す場所
カウンセリングで何をするかというと、まず「わたしの気持ち」をカウンセラーが聞いてくれます。
とはいえ、ただ単に話を聞いてくれるわけではありません。
ちゃんと、カウンセラーがリードして会話を進めてくれます。
で、「わたしの思考のクセ」とか「不安になったときの気持ちの切り替え方」とかをその都度教えてくれる、といった感じです。
カウンセリングの効果が実感できるのは、3ヶ月間以上「継続」してカウンセリングを受けてから
ただ、カウンセリングはすぐに効果が出るわけではないんです。
人によりますが、大体3ヶ月間くらいは継続してカウンセリングを受ける必要があります。
これはなぜかというと、「わたし」と「カウンセラー」の信頼関係が出来るのに時間がかかるから。
言語学,心理学用語。
主として2人の人の間にある相互信頼の関係。
すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。
カウンセリング,心理テスト,教育などの場面で重視される。
コトバンクより引用
だって、初対面の人に「わたしの全て」を、いきなり包み隠さず話せないですよね?
安心して話せる関係性が出来て初めて、「カウンセリング」の効果が出始めるので、3ヶ月間は継続してみてください。
まぁ、カウンセラーとの相性が悪かったら別のカウンセラーに変えてもいいし、カウンセリング自体をやめてもいいですよ。
うしらく的まとめ
はい、今回はぼくなりに効果のある治療法を、2点ご紹介しました。
- お薬ノート
- カウンセリング
ここで紹介した治療法が、万人に効くとは思っていません。
でも、双極性障害歴7年のぼくにとっては、かなり効果のある方法でした。
今自分の病状で苦労している方は、ぜひ取り入れてみてはどうでしょうか?
特に、お薬ノートをつけることはオススメです!