どっちが楽? 休職・療養中のひとり暮らしと実家暮らしのメリット・デメリットを比較してみた

うしらくです、どうも!

あなたは休職・療養中の時、ひとり暮らしで生活していますか?それとも、実家暮らし?

ぼくは過去に2度、休職したことがあり、ひとり暮らしと実家暮らしの両方を経験しています。

で、今回、

うしらく
休職・療養中にひとり暮らしと実家暮らしって、どっちのほうが楽なんだろう?

と疑問に思ったので、自分の経験をもとに比較してみました。

結論としては、ひとり暮らしのほうが、休職・療養に専念できます

休職・療養中の「ひとり暮らし」メリットとデメリット

ではまず、ひとり暮らしのメリット・デメリットから。

メリット:静かな時間を誰にも邪魔されず過ごせる

ひとり暮らしの最大のメリットは、静かにゆっくり療養できるところ。

ぼくの場合、とくに音に敏感なので、このメリットは大きいです。

例えば、実家暮らしの場合だと、家族の生活音が気になってストレスがたまります。

  • ドアの開閉音
  • 廊下の足音
  • テレビの音量

など、家族と一緒に暮らしてると、日常のささいな音に気を取られてしまう。

その点、ひとり暮らしだと余計な雑音がないので、静かに病気療養できます。

音に敏感な人にとっては、療養中はひとり暮らしのほうがメリットがでかいですね

デメリット:生活費の不安が大きく、復職のタイミングが難しい

ひとり暮らしの場合、家計のすべてを自分一人でどうにかしないといけません。

  • 家賃
  • 食費
  • 水光熱費
  • ケータイ代
  • 医療費

上記が、毎月必ず出ていく「固定費」ですね。

特に一番出費がかさむのが、家賃です。

家賃を滞納すると家を追い出されるので、さすがに野宿で生活するのは難しいです。

早く復職したらお金の不安は消えるけど、病状悪化への不安は増える

生活費の不安を解消するための方策は、やはり復職のタイミングを早めることでしょう。

しかし、療養がまだ中途半端な状態で焦って復職すると、逆に体調が悪化して、休職が長引く恐れがあります。

お金への不安を消すために仕事をすると、給料は手に入る。

でも、給料を手に入れるために復職して病状が悪化すると、仕事への復職が長引き、余計にお金の心配が増える。

正直、生活費と復職のタイミングの見極めが難しいです。

休職・療養中の「実家暮らし」メリットとデメリット

では次に、実家暮らしのメリット・デメリットについて。

メリット:お金の心配をしなくていい

実家暮らしの最大のメリットは、休職中(無給期間)もお金の心配を気にせず、療養に専念できるところ。

両親や兄弟が仕事をしているとしたら、家賃や水光熱費などの支払いが滞る心配はなくなります。

お金の不安なく療養できるのは、かなり大きなメリットですね。

デメリット:経済的に家族に依存する

あなたが休職・療養中で「無収入」の場合、当然ながら経済的基盤を、家族に依存することになります。

先程述べた通り、家賃や水光熱費などはすべて家族が負担してくれるので。

ただ、その家族がメンタル疾患に理解がない人達だったら、どうでしょうか?

極端な話、例えば家族とひょんなことから口げんかしたとしましょう。

で、そういうとき家族から、以下のようなセリフをポロッと言われたとしたら?

誰のおかげで、メシが食えると思ってるんだ!?
お前のうつは、いつ治るんだ!?
メンタル疾患なんて甘えだ!出て行け!

もし、このようなことを言い放つ家族と一緒に暮らしてた場合、精神的にかなりストレスがかかりますよね。

うしらく
あぁ…家族はぼくのことを、そんな風に見てたんだな。ショックだ…。

となるはずです。

でも、病気で働けないのは事実なので、家族に何も言い返せません。

特に、「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ!?」という言動に対しては、反論できない

なぜなら、家族にメシを食わせてもらっているから。

このような点を考えると、家族に経済的に依存するのは危険です。

うしらく的まとめ

結論ですが、ぼく的にはやはり、休職・療養中はひとり暮らしのほうが、気が楽です。

まぁ、お金の面での心配はあるけど、いよいよピンチに陥ったときは、社会福祉制度を利用すればいいので。

ひとり暮らしと実家暮らし、どちらがいいのかという正解はないけど、家族に経済的に依存するのは嫌ですね。

というか、ぼくは家族とは絶縁してるので、そもそも接点がないけど。

あなたは、休職中・療養中のひとり暮らしと実家暮らし、どちらの方がメリットがあると思いますか?

うしらく
ぜひ、感想などLINE@の方に送ってもらえると嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

「うつ予防」の悩み相談屋。25歳で躁うつを発症し、自殺未遂→日本のうつ・自殺問題について海外テレビから取材→リハビリ生活を経て社会復帰→年間100件以上の人生相談にのりながら、「うつにならない社会」を作るために情報発信をしています。