うしらくです、どうも!
もしメンタル疾患になってなかったら、もっといい人生だったのかな?
このように考えることはありませんか?
ぼくは、たまに考えてしまいます。
特に、夜寝る前とかに自分の人生を振り返ったりする。
で、行き着く先の疑問が、冒頭に書いた、
もしメンタル疾患になってなかったら、もっといい人生だったのかな?
ですね。
基本的にぼくは「もしあの時○○していたら…」と後ろ向きな考えをするのは嫌いなのですが、今回の記事ではあえて後ろ向きな考えを書いてみようと思います。
自分の人生を振り返るに至ったきっかけ
ぼくが今回、自分の人生を振り返ったきっかけは、とある一冊の本を読んだから。
その本のタイトルは『美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。』。
『美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。』3章分まとめ。このモーメントに2000いいねがついたら、またはこのツイートが2000RTいったら、期間限定で全編公開します(宣言)。出版社に怒られるかもしれないけど、やる・・・やるんや・・・https://t.co/5jbeZYPdrW
— 美大とかに行けたら@宣伝アカウント (@nanimonokani_ap) 2018年4月5日
著者の心の叫びが伝わってくる、衝撃的な一冊でした。
『美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。』のあらすじ
本書は、イラストレーターである著者が、嫌いな自分を克服していくストーリーです。
- 自分にはデザインの才能がない
- 周りの美大出身の先輩や後輩に嫉妬
- 嫉妬する自分に自己嫌悪する
的な、わりと根深い話。
で、著者は思うわけですね。
『わたしだって美大に行ってたら、あんたらより有名なイラストレーターになってるんだからな!』と。
ぼくは、この考えに強く共感する部分があります。
と、ついこのように思ってしまいます。
もしメンタル疾患になってなかったら、あの不幸は回避できたのでは?
ここで少し、ぼくの過去話をさせてください。
ぼくがメンタル疾患(双極性障害)になったのは、2011年の夏でした。
で、メンタル疾患になってから、自分の人生がガタガタと音を立てて崩れていった。
中でも辛かったのは、
- 家族との絶縁
- 元カノにフラれた
- 自殺未遂をした
この3つです。
もし、ぼくがメンタル疾患になってさえいなければ、このような不幸に苦しむことはなかったんじゃないかな。
特に、元カノとの失恋に関しては、ぼくの双極性障害が原因だったので。
なので、メンタル疾患になっていなければ、失恋することはなかったと思うんです。
でもまぁ、終わってしまったことなので、いまさらどうにもならない。
しかし、どん底からでも這い上がってこれたことは誇れる
過去の辛いことばかりを思い返すと、メンタル的に落ち込んできます。
でも逆にいうと、自分の過去を俯瞰して見てみると、新しい発見もできますよね。
なぜなら、ぼくらは、そういった辛い出来事を乗り越えて今を生きてるのだから。
もちろん、今はまだ気持ちの整理ができてない人もいることでしょう。
でも、少しずつでも前に進めてることは確か。
ぼく的に自分で自分を褒めたいのは、よくぞ自殺未遂した後から社会復帰するまで回復したよなってこと。
ぶっちゃけ、病院で車イス生活をしてたときは、社会復帰を諦めてましたからね。
自画自賛するわけじゃないけど、自分で自分を「認める」ってのは大事なこと。
自分にとっての「いい人生」は自分で定義できる
結局、何が「いい人生」なのかは、誰にも分からない。
幸せのカタチが人によって異なるように、「いい人生」もまた人によって違う。
ぼくが今思う「いい人生」は、あたたかな家庭を手に入れること。
そのためにはまず、
- 自分自身が経済的に自立し
- 体調管理を安定させ
- 変化に強いメンタルを作る
ことが必要だと思ってます。
まぁ、完璧な自分を目指すのはしんどいし無理だと思うので、ハードルは低めに設定してるけど。
うしらく的まとめ
自分がどん底の時、周りの人の人生が羨ましく見えます。
- なんであの人の周りには、たくさん人がいるの?
- なんであの人は、いつもお金をもってるの?
- なんであの人は、何の病気もしないの?
そして、他人を羨む自分が情けなく思えてきて、自己嫌悪に陥ってしまう。
こういったサイクル自体は別に悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。
どこの誰だって、似たような思考回路をしていることでしょう。
でも、そういう苦しいサイクルに陥ったら、一旦自分を俯瞰して見ることが大事です。
ぼくは俯瞰するための手段として、読書をしています。
本を読めば色んな視点が身につくので、自分を変えたい人はまず読書するのをオススメします。