躁うつ病(双極性障害)を恋人にカミングアウトしたら一瞬で拒絶された話

ども。うしらく(@ushiraku)です。ぼっちだけど生きてます!

あなたは、持病や障害を恋人にカミングアウトすべきかどうか迷ったことがありますか?

もしくは、今迷っている最中でしょうか?

わたしは「躁うつ病(双極性障害)」を彼女にカミングアウトしたところ、ものの見事に拒絶され、一瞬にして関係性が終わってしまいました。いわゆる、バッドエンドです。

もし今、あなたがカミングアウトについて悩んでいるのならば、わたしの体験談を参考にしてもらえたらなと思います。

では、わたしと彼女について、躁うつ病をカミングアウトしようと思ったきっかけやタイミング等を順を追って書いていきますね。

全て実話です

うしらくについて

30歳の独身男で一人暮らし。障害年金をもらいながら仕事をして生計を立てている。障害のことも生計のことも、彼女には伏せていました。

うしらくの躁うつ病(双極性障害)歴

躁うつ病を発症したのは、今から約5年前。当時25歳でした。

その頃に勤めていたNPO法人の雇用形態がかなりブラック&上司からのパワハラが原因で精神を消耗。心療内科を受診したところ「躁うつ病(双極性障害)」と診断されました。

発病してから今にいたるまで、毎月の通院と毎日の服薬を続けています。

躁うつ病(双極性障害)の病状

わたしの場合、躁3:うつ7くらいの割合です。なので、基本的にテンションが上がることはなく、気分が沈みやすい感じ

主な病状としては、

  1. 季節の変わり目に気分が重くなる
  2. バスや電車に乗ると呼吸が苦しくなる
  3. 仕事中ずっと胸が苦しくなる

この3つですね。まぁ、早い話が「デートするには不向きな体質」です。彼女と出かけるたび毎回無理してたので、かなり心身を消耗してました。

彼女について

一般企業に勤めるアラサーOL。いわゆる健常者で、精神疾患については全く馴染みがない。あと、少しだけ腐女子。

2人の交際歴

2人の交際歴は1年

アニメ関係のイベントで知り合ったのがきっかけで交際スタート。共通の趣味がアニメなので、コミュ障なわたしでも緊張せず、普通に喋れました。

ただ、交際当初からずっと躁うつ病のことは伏せていて、いつ言えばいいか迷う毎日でした。

躁うつ病(双極性障害)をカミングアウトしようと思ったきっかけ

付き合って一年が経った頃、「そろそろ躁うつ病をカミングアウトしてもいいかな?」と思うようになりました。

大きな理由としては、元気な自分を演じるのに疲れたから。デートの日に体調が悪くても元気なフリをするのがしんどかったんですよね。ドタキャンするのは悪いし。

あと、彼女とはこの先もずっと一緒にいたい、できれば結婚したいなと考えていたので、遠かれ早かれカミングアウトしなきゃなと思ってたんですよね。なので、勇気をだして言ってみるかと決意しました。

躁うつ病(双極性障害)をカミングアウトしたタイミング

躁うつ病をカミングアウトしたのは、付き合って一年が経つちょい手前。

場所はファミレス。夕飯を食べ終えたタイミングで、おそるおそる「おれ、実は躁うつ病っていう持病があるんよ…」と切り出しました。

いきなりのカミングアウトに「???」と疑問を浮かべる彼女でしたが、わたしの拙い話をちゃんと聞いてくれました。

躁うつ病(双極性障害)についてカミングアウトした話の内容

話の内容としては、

  1. 25歳のときに躁うつ病を発病したこと
  2. 通院と服薬を続けていること
  3. 今は病状として落ち着いてること

などを、ひとつひとつ順を追って話しました。

躁うつ病(双極性障害)のカミングアウトを聞いた彼女の反応

彼女には精神疾患に対する知識が全くないため、話を聞き終えた反応は「うーん、躁うつ病ってよく分からんね…」という感じでした。まぁ、そりゃそうだわな。

でも、ちゃんと話を聞いてくれたし、話終わったあとも毛嫌いされた感じはありませんでした。

わたしとしては、ようやっと自分のありのままをさらけ出せたし、これまで一年間背負ってきた重荷が取れてホッとしました。

これからはお互いのペースで付き合いながら、躁うつ病ってどんな病気なのかを伝えていければいいなと、そんな期待を抱いていたのですが…。

しかし、現実はそんな甘くなく、このカミングアウトの時点で彼女の心には「別れる」という選択肢が芽生え始めたのでした。

躁うつ病(双極性障害)のカミングアウトから1ヶ月後。急に別れを告げられた

ある朝、彼女から突然電話がかかってきました。普段は朝に電話してくるなんて無かったので珍しいなと思いながら、電話に出ることに。

で、受話器を耳に当ててすぐ。彼女の口から衝撃の一言が。

「……突然ですが、別れたいです。」

はぁっ!? どゆこと? 別れる? え? 何で? 昨日まで普通にやりとりしてたのに?

わたしの心は一瞬で上下左右に揺さぶられ、彼女の言葉の意味を全く理解できませんでした。とはいえ、このまま電話で話しててもラチがあかない。

その日の午後、直接会って話すことにしました。

別れの原因は、躁うつ病(双極性障害)のカミングアウトだった

ファミレスで落ち合い、別れ話の真相を聞くことに。結論から言うと、やはり躁うつ病のカミングアウトが別れの原因でした。

これから先の将来を共にすることを考えると不安が大きい、と。

そっか。現実はそんなもんか。やっぱり自分はダメなのか。『ツレうつ』みたいなハートフルな展開にはならへんのやな。彼女からの別れ話を聞いてる最中、わたしはこんなことばかり考えてました。

で、その日のうちに2人の関係性は終了。意外とあっけない一年間でした

帰り際、彼女の後ろ姿を見送りながら「さよなら」と心の中でつぶやきました。

そして、この現実を受け止めきれず、わたしは崖からの飛び降り自殺を決行することになります。

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病気や障害をカミングアウトすべきかどうかに「正解」はない

病気や障害をカミングアウトすべきかどうかに「正解」はありません。

なぜならば、カミングアウト後の反応は相手が決めることだから。受け入れるのも拒絶するのも相手の自由。

運良く受け入れてもらえれば2人の関係性はこれまでよりもハッピーになるし、拒絶されたらそこで試合終了。

どっちに転ぶかは話してみないことには分かりません。

自分が「どういう生き方をしたいのか」を軸に考えろ!

カミングアウト後の反応は、相手が決めること。じゃあ自分はどうするのがいいのか。それは、自分がどういう生き方をしたいのかを軸に考えましょう

このまま持病や障害を隠し、元気な自分を演じ続けて生きていくのか。それとも、カミングアウトしてありのままの自分を見てもらうのか。

どちらを選ぶにせよ多少の不安や苦しみがあることに変わりはないので、これから先の自分がどうありたいかを考えてみてください。

その考えの末に選んだものが、あなたにとっての「正解」です。

そんな簡単に割りきれるもんじゃないけどね

わたしは、ありのままの自分を見てもらいたかったので、躁うつ病をカミングアウトしました。で、自滅。

ぶっちゃけ、今後悔してるのかどうか、自分でも分かりません。そんな簡単に割りきれるもんじゃないからね。

でも、遅かれ早かれいつかは必ずカミングアウトする日がくることは間違いないので、まぁ仕方ないのかなと思ってます。

躁うつ病(双極性障害)をカミングアウトしてみて思ったこと

今回、恋人に躁うつ病をカミングアウトしてみて思ったことがあります。それは、「もし自分が健常者だったら、2人の関係性は続いていたのだろうか?」ということ。

だって、そもそも健常者だったらカミングアウトすることなんてないわけで。

実際、躁うつ病になってから5年も経つと、健常者だった頃の自分を思い出せないんですよ。

今の体力や精神力やらが自分にとってのノーマルになってるので、世間一般から見たらアブノーマルに見えるのかなと思ってしまいます。

特に、精神疾患を持ってる人って、周りの人たちにはどう映るのか。とても気になります。

恋人にするには頼りなくて危うい存在なのでしょうか?

うしらくまとめ

はぁ、やっと自分の思いの丈を吐き出すことができた。ずっと書こう書こうと思いながら、なかなか書けなかったんですよね。この記事。

よく、テレビや本では「病気や障害をカミングアウトしたら恋人との関係性が深くなった。2人で乗り越えようと思った」的なハッピーエンドな展開が溢れかえってるけど、あれってかなりのレアケースなんじゃないかなぁ。レアだからこそ、大々的に取り上げられてるんじゃないか、と。

もちろん、誰しもがそんなハッピーエンドになればいいけども、実際はなかなかハードルが高いのではないでしょうか。特に、結婚を視野に入れる年齢になればなるほど難しいと思う。

少なくともわたしには恋愛も結婚も、遠く離れた夢物語でしかないんだな。と、今回の一件で強く実感しました。